レーザー組織血液酸素モニター 表面測定用 2受光 | ||||
BOM-L1TR SF |
(3mm〜8mm) OXY deOXY TOTAL stO2 |
【特徴】 ・BOM−L1TRSFは表面測定専用機です。従来の組織血液酸素モニターは筋肉等の数センチの深さの組織の測定に広く応用されています。 ・酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンの光吸収係数は、赤外線の波長によって異なります。その原理を利用し、BOMは各波長の赤外光の吸収から、 ・生体組織中の酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンの量を計測するモニターです。 この方法は筋肉等の数センチの深さに広く応用されています。 ・BOM−L1TRSFは5mm以下の深さの測定でも測定可能なように表面での吸収が高い波長のレーザー光を初めて採用しました。これにより、今までにないクリアな変化が 測定できます。またセンサーも小型化されています。 ・送光、受光1、受光2のセンサーの組み合わせにより特定の深度の組織血液の酸素化状態を評価できます。 ・2受光の差を取ることによりオフセットが格段に軽減されており、 より感度の良い測定が可能となりました。 ・従来のような変化量ではなく、絶対量が出力できます。 ・組織血液の酸素化状態を%で評価する酸素飽和度が出力できます。 ・半導体レーザーを用いていますのでS/N比の高い測定が可能です。 ・安定発光システムにより 演算処理速度が一段と速くすることが可 能になりました。 ・小型プローブですので固定がラクです |
【原理】 BOM−L1シリーズは波長の異なる2〜3種類のレーザー光を組織に照射し、吸収、散乱された光を受光部でとらえ演算処理します。 酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンの光吸収係数は、光の波長によって異なります。この原理を利用し、生体組織中の酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビン、酸素飽和度を演算します。 測定深度は、組織によりますが、光ファイバープローブとディテクター間の距離とほぼ同程度になります。 |
機 種 | BOM−L1TRSF |
測定用レーザー(送光部) 測定方法 |
波長635nm、650nm、690nm :先端出力2mW以下 |
ディテクター(受光部) | ファイバー |
測定パラメータ | 絶対量 |
1)組織酸素化血液量 | (OXYHb):0〜100.0 |
2)組織脱酸素化血液量 | (deOXYHb):0〜100.0 |
3)組織全血液量 | (TOTALHb):0〜100.0 |
4)組織血液酸素飽和度 | (StO2):0〜100.0% |
時定数 | 1,2,5sec |
電源電圧 | AC100V、50/60Hz、20VA |
外形寸法 | 257(W)×324(D)×98(H)mm |
重量 | 5.5kg |
医療承認番号 | 21600BZZ00202000 |